花筐~花がたみ

気ままに各地を歩きながら撮った写真をメインにして・・・


“マダム貞奴の“文化のみち 二葉館” 愛知県名古屋市 ”からの続き>

Golfunさん、ma_kunさん、Saas-Feeの風の3名は

二葉館の近くにある“太閤本店”でランチを摂ってから

“文化のみち”と名付けられたエリアを散策し始めた。


“太閤本店”でのランチについては

ディナー(要するに呑み会)と一緒に紹介するつもりだ。


最初に(結果的には最初で最後になったのだが)見学したのは

トヨタグループの創始者・豊田佐吉の弟で

佐吉を支えた実業家・佐助の居住した“旧豊田佐助邸”だ。


門からは洋館が見え、その左に続く日本家屋は見えていない。

151117旧豊田佐助邸外観

1923年(大正12年) (1915年(大正4年)説あり)の築


玄関から中に入ると受付にいた男性が話しかけてきて

以後は彼の説明に耳を傾けることになってしまった。

彼は“東区文化のみち ガイドボランティアの会”会長であった。


応接室

左上写真・・・左から 会長、 ma_kunさん、Golfunさん

ハス(蓮)の蕾みの形をした照明が頭上に・・・

151117旧豊田佐助邸応接室

左下写真 換気口の模様が鶴亀になっており

鶴の羽が“と”  鶴の頭から首が“よ”  亀が“だ”(“た”に“てんてん”)

右上下写真  トヨタ(TOYOTA)のオーディオステレオ再生装置

一瞥したときパイオニアかコロムビアのステレオと思って気にもしなかったのだが

会長の話からトヨタ製と判りびっくり

トヨタがこのようなオーディオに進出していたとは全く知らなかった。


説明されないと判らないよねえ、換気口の鶴亀もステレオ装置も・・・。


会長から豊田家の系図について説明を受ける。
(右端の男性は途中から邸内探訪ツアーに参加)

151117旧豊田佐助邸ボランティアガイド

仕事用の洋館と居住用の日本家屋とは廊下を隔てて隣り合わせ

終戦後は洋館は進駐軍が、日本家屋は豊田家が使っていたそうだ。


和室の襖絵が素晴らしい。

傷みが激しいので順に修理に出しているということだった。

151117旧豊田佐助邸和室

左端の透明シートでカバーしてある襖は

これを修理に出す前の状態なのだそうだ。


随所に凝った内装が見られる。

151117旧豊田佐助邸内


右上写真は廊下のガス燈

151117旧豊田佐助邸ガス燈など

左下は和室にある豊田喜一郎の胸像だが会長の説明によると

この胸像はインターネットオークションに出品されていたもので

有志が資金を出し合って落札しこの和室に置いたということだった。

豊田喜一郎は佐吉の長男でありトヨタ自動車工業の創業者だ。

この胸像の作者は岡山県生まれの岡本錦朋(きんぽう) (1955年の作)

岡本の作品のひとつ、桃太郎の像がJR岡山駅の前に建っているそうだ。


右下写真は玄関


熱の入った会長の説明が続き

この旧豊田佐助邸で思わぬ長時間滞在となってしまったが

貴重な話を聞くことができて好かったと思う。


ただ“文化のみち”エリアには貴重な歴史的建築物が幾つもあり

時間が無くなったためにそれらを見学できなくなったことは残念だった。


(入場無料 月曜休館)

≪前回来た日は月曜で休館だった≫

080602旧豊田佐助邸
(撮影 2008年06月02日(月) OLYMPUS C-755UZ)


“旧豊田佐助邸”を出たときには観光ルートバス“メーグル”が

“文化のみち 二葉館”のバス停を発車する時刻を過ぎてしまっていた。

次に見学を予定している“トヨタ産業記念館”まで

“メーグル”を使おうと思っていたのだ。


どこから地下鉄に乗ろうかと考えていると

あとから邸内探訪ツアーに参加していた若い男性が

スマホで駅を探して道筋を教えてくれた。


じゃあそこから電車に乗ろうと歩き始めてしばらくすると

心配していた雨が当り始めた。


およそ1.3kmを歩き地下鉄・桜通線・高岳駅へ

そこで地下鉄に乗り名古屋駅へ

名古屋駅で東山線に乗り換えて亀島駅へ

そこで降りて“トヨタ産業記念館”まで歩いたのだった。


(撮影 2015年11月17日(火) OLYMPUS XZ-10)


ここまでの様子はこちらで

“水戸のGolfunさんと犬山城に登城する~~(^^♪ 愛知県犬山市”

“尾張もみじ寺の紅葉は・・・愛知県犬山市”

“犬山の城下町を歩く 愛知県犬山市”

“犬山の昼は“味噌煮込みきしめん”夜は“刺身”を肴に一杯、二杯、三杯と~(^^♪”

“名古屋城の紅葉”

“豪華絢爛~名古屋城・本丸御殿”

“名古屋城天守閣”

“徳川園の紅葉は・・・愛知県名古屋市”

“マダム貞奴の“文化のみち 二葉館” 愛知県名古屋市 ”


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旧豊田佐助邸
さすが、トヨタGの建築物ですね。
立派なものです。

ステレオも、トヨタでしたか。
そのころは、貴重品だったのでしょう。
[ 2015/12/11 08:10 ] [ 編集 ]
おはようございます
豊田の基礎というよりも日本産業の基礎を築いたのですね
ボランティアの説明は、詳しすぎてときには煩わしいと思うときもありますが、
ありがたいですね
[ 2015/12/11 09:36 ] [ 編集 ]
こんにちは~。
見ただけより説明を受けながら見るとわかりやすいですね。
予定が狂うので時間に気になったかもしれませんね。
豊田喜一郎の胸像を買い取ったという話は暖かい一族だなと感じましたね。
[ 2015/12/11 11:41 ] [ 編集 ]
こんにちは。
ここも行ってみたい場所です!
素敵な建物ですね。
>鶴の羽が“と”  鶴の頭から首が“よ”  亀が“だ”(“た”に“てんてん”)
面白いですね。よく考えられていますね^^
トヨタ製のステレオというのに、私もびっくりしました。

Saas-Feeの風さんたちが辿られたコース、私も回ってみたくなりました。

[ 2015/12/11 13:15 ] [ 編集 ]
良く歩きました
豊田佐助邸を見学してトヨタ産業技術記念館へ向かった時
夕暮れで霧雨が降り始めました。
足ばやのSaas-Feeの風さんとma_kunさんを
見失わないように必死に後を追いました。
地下鉄の乘ったのは思い出せませんが
トヨタ産業技術記念館へ着いた時はほっとしました。
名古屋にはまだ見物したい所は多いですね。

[ 2015/12/11 15:42 ] [ 編集 ]
Saas-Feeの風さん、こんばんは~♪
犬山城から始まって尾張のもみじ寺・寂光院、名古屋城、
徳川園、双葉館、豊田佐助邸と見どころ満載のセッティングに
ブログのお友達は大喜びされたでしょう。
トヨタでステレオを作っていたこと、知りませんでした。
昭和年代でしょうね。
昨年豊田喜一郎をモデルにしたドラマを見ましたが、
その家も佐助邸のように広くて素晴らしい日本家屋でした。
日本ではどんなお金持ちも相続が3代続くと財産が無くなる
と言われていますが、トヨタ創業者一族のように、
優秀な子孫に恵まれれば安泰ですね。



昔は技術の日産、販売のトヨタといわれて



[ 2015/12/11 20:02 ] [ 編集 ]
東京でもたくさん存じ上げている方の家が接収されていた様です。でもきれいに使ってくれていたところはいいけれど、ペンキぬられてしまったりして大変だったようです。
きれいに保存されていてよかったですね。和室の感じは懐かしいです。こんな感じの家に多分5,6歳まではいましたっけ。
[ 2015/12/11 23:45 ] [ 編集 ]
私がここのことを2013.12.7に書いてはいるのですが
相変わらずアバウトな記事です。

いつもながらきちんと記録されるのに感心しながら
拝見しています。
とても参考になります。
[ 2015/12/12 08:25 ] [ 編集 ]
Σ mcnjさんへ
アイシン精機の所有物だそうですよ。
それを名古屋市が借りているとか・・・。

ステレオはどれくらいの価格だったのでしょうね。
[ 2015/12/12 20:50 ] [ 編集 ]
Σ ヒューマンさんへ
ボランティアさんがガイドする日は決まっているようです。
そんな日に見学をして助かりました。
でもその反面、時間をとり過ぎて・・・。
[ 2015/12/12 20:52 ] [ 編集 ]
Σ 筑前の国良裕さんへ
説明を受けないと、何も判らないまま通り過ぎてしまいますね。
オークション出品を見つけたのは
ボランティアさんの仲間だったように聞いています。
資金集めはボランティア仲間内のことだったとか・・・。
[ 2015/12/12 20:54 ] [ 編集 ]
Σ mintさんへ
地下鉄の高岳駅から歩くと10分くらいでしょうかねえ。
道路にエリアの地図が掲げてありますから
それを見ながらさまざまな建物を見て歩くと好いですよ。
古いキリスト教会もあります。
[ 2015/12/12 20:57 ] [ 編集 ]
Σ Golfunさんへ
雨が降り始めるし時間が無くなってくるしで
大急ぎで歩きましたからねえ。
後になってGolfunさんにはきつかったと思いました。
具合が悪くなると拙いなと思ってましたよ。
[ 2015/12/12 20:59 ] [ 編集 ]
Σ hiroさんへ
豊田喜一郎のドラマがあったのですか。
まったく知りませんでした。
どのような内容だったのでしょうね。
旧豊田佐助邸を見学した今になっては
そのドラマを見ておけば好かったと思いますよ。

トヨタのステレオは昭40年前後のことでしょうかねえ。
確認しておけば好かった。
型式からするとそんな年代だと思いますよ。
[ 2015/12/12 21:04 ] [ 編集 ]
Σ agewisdomさんへ
そうそう、ペンキのことをボランティア会長が話していましたよ。
ペンキで塗装していなかったので好かったって・・・。
部屋をアメリカ人好みのカラーにしたがるのですかね。
[ 2015/12/12 21:07 ] [ 編集 ]
Σ matsubaraさんへ
その記事もトラックバックしてくださるとうれしいのですが・・・。
トラックバックでブロガーの皆さんがその記事を覗くことも多いのですから・・・。

そんなに褒めてくださって・・・お恥ずかしいことですけど・・・。
[ 2015/12/12 21:10 ] [ 編集 ]
初めまして。
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
「トヨタ」の歴史の一部、興味深く読ませて頂きました。
歴史を足と人から拾う、楽しい旅ですね。
これからも宜しくお願い致します。
[ 2015/12/12 21:20 ] [ 編集 ]
Σ yokoblueplanetさんへ
初めまして。
コメントをありがとうございます。
いつも読み逃げで失礼しておりますのに・・・。
こちらこそ、どうぞよろしくお付き合いくださいね。
[ 2015/12/12 21:57 ] [ 編集 ]
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 旅日記 7 豊田佐助邸
豊田佐吉はTOYOTAグループの創業者。 18歳の頃に「教育も金もない自分は、発明で社会に役立とう」と 決心し、身近にあった織機の改良を開始。 1890年に杼を飛ばすことと同時に緯糸を打ちこむことを可能にした 「豊田式木製人力織機」を発明(特許を取得)、...
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[2015/12/14 17:25] つきみそう
プロフィール

Saas-Feeの風

Author:Saas-Feeの風
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スイスの村名に因みます


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(撮影 2006年07月12日)

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