花筐~花がたみ

気ままに各地を歩きながら撮った写真をメインにして・・・


“雨に降られナローゲージの“四日市あすなろう鉄道”に乗る”からの続き>

6月29日に雨に降られ四日市あすなろう鉄道の南日永駅で

旧東海道てくてく旅をリタイアしたので

翌30日にその場所から再チャレンジすることにした。


地図は歩き始めて直ぐの路傍にあったもので

青い二重丸で示したところが今回のスタート地点であり

そこから赤の旧東海道を地図の左方向へと進む。

この篇では緑の二重丸の地点までのことについて。

180630旧東海道の南日永地図

旧東海道

180630旧東海道街並み-1


“日永一里塚跡”の石標

日本橋から100番目の一里塚となる。

180630旧東海道街並み-2日永一里塚跡

もともとは高さ2,5mで5m四方の塚が街道の両側にあり

片側の塚にはエノキ(榎)があったそうだが

1869年(明治2年)に伐採されて塚も無くなってしまったという。

現在の石標は建物と建物の隙間に建てられている。


3-4分歩くと“名残りの一本松”がある。

180630旧東海道街並み-3名残の松

掲示によると・・・

往時は街道の両側に低い土手があって

その上に松の木が並んでいた・・・

その間には家は一軒も無く・・・

その松並木の中でわずかに一本だけ残った松・・・

・・・とのことだ。


そこから5分ほど歩いたところの標識

180630旧東海道街並み-4道標

“近鉄泊駅”(とまりえき)となっているが

現在では“四日市あすなろう泊駅”が正しい。


更に進むと右側に「あれっ、以前は無かったけど・・・」という店が現れた。

180630旧東海道街並み-5伊勢蔵

“伊勢蔵”・・・醤油を扱っている店であることはすぐ判った。

こちらに来た当初は、このあたりに“式井醸造”という醤油蔵があって

そこで何度か醤油を購入していたのだが

その店は旧東海道沿いではなくて、その一本西の通りにあった。

黒壁の蔵が広い敷地にあったから

現在の店はその敷地の旧東海道沿いに新築したということになるのだろう。

“式井醸造”から“伊勢蔵”に商号変更したということか。


その少し先の左に土蔵と民家がある。

近づくと、そこは“東海道日永郷土資料館”であった。

以前はこのような資料館ではなかったけどねえ~。

写真の右奥は国道1号となる。

180630旧東海道街並み-6日永郷土資料館

開館していたので入ってみた。

応対してくれたシニア男性によると

5年ほど前に“八木家”から無償で借り上げて開館し

現在は水・土・日に開館しているとのこと。

地元有志ボランティアによる運営だ。


館内にはこのあたりの歴史・文化などに関する1200点ほどの資料が展示されている。

180630旧東海道街並み-7日永郷土資料館展示


“東海道日永郷土資料館”スタンプ

180630日永郷土資料館スタンプ


“東海道日永郷土資料館”を出ると国道1号と伊勢街道との三叉路となる。

三叉路の角にある“日永の追分”

180630旧東海道街並み-8日永追分

“日永の追分”は京大坂道と伊勢参宮道との分岐点になり

右の京大阪道(東海道)(写真 右が京へ 現在の国道1号)と

伊勢参宮道(写真 奥が伊勢へ)とに挟まれた位置にある。


鳥居は伊勢神宮式年遷宮の際に伊雑宮の鳥居を移建したもの。

180630旧東海道街並み-9日永追分

伊雑宮(いぞうぐう いざわのみや)は伊勢神宮内宮の別宮のひとつ

桑名の“七里の渡し”近くにある“一の鳥居”に対し

こちらは“二の鳥居”とされている。

往時の東海道を旅する人は、ここで神宮遥拝をしたそうだ。


ひと際目立つ大きな道標

180630旧東海道街並み-10日永追分

ここには湧水があり、それを汲む人が次々に訪れる。


“日永の追分”については2014年5月23日にブログアップしている。

“旧東海道 日永の追分 三重県四日市市”


ここまで約1.8km スタートから40分ほど

<続く>

(撮影 2018年06月30日(土) OLYMPUS XZ-10



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ここまでの様子はこちらで

“旧東海道・桑名宿・旧跡“七里の渡し”でヒルナンデス!のロケ隊と相前後しつつ~”

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“近鉄四日市駅前から旧東海道を歩く その3(完) 雨でリタイア!”

“雨に降られナローゲージの“四日市あすなろう鉄道”に乗る”


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おはようございます
いいところ歩いてますねぇ~~~、雰囲気抜群。。 (#^.^#)♪ ♪ ♪。。。
[ 2018/08/08 07:46 ] [ 編集 ]
おはようございます
一里塚も石柱だけになってまだあるだけ良いですね(笑)
私が知ってる場所は1か所確か王子近辺だったか
道路のど真ん中にこんもりとした木々が植栽されています
その昔の休憩場所だそうで旅をしながら休んだ場所なんでしょうね。
[ 2018/08/08 08:13 ] [ 編集 ]
こんにちは
来月ここから出発ですので興味深いです。
一里塚、名残りの松までは簡単で予習しています。
伊勢蔵は目に入るかしら。
この間南日永駅で電車を待っていた時に、この東海道日永郷土資料館でボランティアで説明しているという方とお話をいろいろしました。我々が行くのが今度金曜日なので残念ながらお寄りできませんと言ったのでした。
1200点もの資料が展示されているのですか。とても残念ですが、ここでちょっと拝見出来ただけでも良かったです。
日永の追分は立派ですね。東海道最古の道標は日永の追分にあったのでしたね。
[ 2018/08/08 09:19 ] [ 編集 ]
6月30日に歩かれたということは
暑くなり始めたころでしょうか?

周りを見たり写真を撮ったりの1.8キロ40分は
結構きつかったんじゃないですか
名残りの松とか追分とか何気に見てる風景も
改めてよいものだと思います

[ 2018/08/08 10:22 ] [ 編集 ]
Saas-Feeの風さん、おはようございます♪
日永一里塚跡、名残りの一本松、旧東海道が偲ばれる
貴重なものが残っていますね。
日永一里塚跡は日本橋から100番目の一里塚だそうですが、
江戸から歩いてきた人にとっては、京都までの目星もつき、
ホッと一休みしたところなのでしょうね。
蔵といえばすぐにお酒を連想しますが、醤油や味噌も蔵元と
言うのでしたね。
近くにはお酒も含め、いろいろな蔵元があって良いですね。
日永の追分、見覚えのある風景だと思ったら、2014年5月23日にも
アップされていたのですね。
今回は東海道側から写されたので雰囲気も変わりますね。
[ 2018/08/08 10:44 ] [ 編集 ]
こんにちは♪
昔の人が歩いた時の風景とは、どんなものだったんでしょう(^^)
川有り山有り峠有りで、もちろん電線などなく目印は道標や地蔵さんや
大きな樹木でしょうね(^^)
1時間ぐらいタイムスリップして、歩いてみたいですね(^^)
[ 2018/08/08 13:22 ] [ 編集 ]
桑名市の七里の渡し場跡にある鳥居は、式年遷宮ごとに
伊勢神宮宇治橋の鳥居を移して建て替えられるのは知っていたのですが、日永の追分の鳥居は伊雑宮のだった事を知りませんでした。
伊雑宮行かれましたか。大きな別宮です。
この東海道を歩くシリーズ。陰の応援者です。詳しい説明に脱帽!
[ 2018/08/08 16:59 ] [ 編集 ]
東海道
東海道はまだまだ楽しめそうですね。
ついでに京都まで歩いてみませんか。
ゴーヤのレシピありがとうございます。
試してみます。
[ 2018/08/08 19:26 ] [ 編集 ]
いい街並みですね。
なんだか懐かしい感じがします。
ビールケースが積みあがった酒屋さん
そういえば以前はよく見かけましたが
最近はどこへ行っちゃったんでしょう
[ 2018/08/08 22:17 ] [ 編集 ]
こんばんは(^o^)/!
ご無沙汰しております。
日永の追分、懐かしいです。
学生時代、日雇いのアルバイトで交通量調査に参加し、朝6時から夕方6時まで、日永の追分で調査しました。
昼前に調査会社から仕出し弁当を受け取り、昼の休憩時間に写真で紹介されている鳥居のある神社で、
他の調査員(皆、学生でした)と、話をしながら弁当を食べていました。
眠気との戦いで頑張った仕事で、報酬は8000円でした。
当時としては1日8千円の報酬は魅力的でした (^_^)!
東海道とは関係のない私の思い出話ですみません (^_^;;アセッ!
[ 2018/08/08 22:53 ] [ 編集 ]
三重は隣県だからある程度分かっているつもりでしたが、
自分の関心のあるところしか見ていませんでした。
賀茂真淵記念館とか、佐佐木信綱記念館とか・・・

東海道にちなむところは知りません。
[ 2018/08/09 07:52 ] [ 編集 ]
日永 追分
日永の旧道は戦災に遭わなかったので、
しっかりと古い街並みが残っていますね。
車で通るたび、もう少し道を広げたらいいのにと
思ったものですが、今はそのまま保存しておいて
欲しいと思います。
追分はおいしいお水が出るところですね。
[ 2018/08/09 21:36 ] [ 編集 ]
Σ いかちゃんへ
長らく通っていない旧東海道です。
以前は車で走るばかり・・・。
歩くのは久しぶりです。
[ 2018/08/10 13:23 ] [ 編集 ]
Σ imaipoさんへ
何年も前に駒込駅から王子駅まで歩きました。
その途中で西ヶ原一里塚を見ましたよ。
そこのことですね。
[ 2018/08/10 13:26 ] [ 編集 ]
Σ tonaさんへ
伊勢蔵・・・すぐにお判りになると思いますよ。
ボランティアのかたと話されたのですね。
次回は開館日で無いとは・・・残念ですね。
この先に“うつべ郷土資料館”があるのですが
そこも水・土・日が開館日だったと思います。
せっかくこちらに来られるのに・・・。
[ 2018/08/10 13:33 ] [ 編集 ]
Σ げんかあちゃんさんへ
暑くならないうちに歩こうと29日、30日と歩いてきました。
暑かったのですが、今ほどのことではなかったですね。
でも日焼けして腕が一皮むけましたよ。
1.8kmを40分・・・一般的には30分の距離ですね。
それ程きつくはなかったと思いますよ。
でもこの数年はハイキングをすることが無くなっていますから
歩く速度が遅くなっています。
脚力が落ちていることを実感しましたよ。
[ 2018/08/10 13:37 ] [ 編集 ]
Σ hiroさんへ
hiroさん、こんにちは。
今回のてくてく旅では生活圏内に一里塚が幾つもあることに気づきました。
以前から個別に知っていた一里塚ですが、意図してそばを通ったのは初めてのことです。
一里塚そのものの形が残っていると好かったのですが、それは様々な過去の事情で無理なことでした。
酒蔵が多い地域ですが、同じように醤油蔵も多いのですよ。
でも店じまいした蔵が多いと聞いています。
大手の蔵に対抗するのは難しいようです。
[ 2018/08/10 13:46 ] [ 編集 ]
Σ ベルさんへ
そうですね、
とてもそんな時代に暮らせませんが
ちょっと覗いて溶け込んでみたいですね。
長閑だったのでしょうかね。
[ 2018/08/10 13:50 ] [ 編集 ]
Σ のんきさんへ
ご朱印収集に熱をあげていた時代があって
その間に伊雑宮を参拝していますよ。
20数年間になりますかねえ。
いつも応援をしてくださって、ありがとうございます。
このてくてく旅は采女一里塚跡の石標までです。
あと一回か二回でおしまいとなります。
京都まで歩くのはむりですね(^_-)-☆
[ 2018/08/10 13:54 ] [ 編集 ]
Σ 大連三世さんへ
とても“ついで”にはなりませんね。
京都まで歩くなんて無理ですよ~(^_-)-☆

ゴーヤ・・・トライされたかな。
[ 2018/08/10 13:55 ] [ 編集 ]
Σ EMICOさんへ
そうそう、あんなケース(というのかな)が積んでありましたね。
今でも小さな店でそんな光景を目にしますよ。
最近はショッピングモールのなかの酒売り場が主流ですから
そんな場所にはあのケースは積んでないですよね。
[ 2018/08/10 13:59 ] [ 編集 ]
Σ 慕辺未行さんへ
そうでしたね。
前のブログ記事にも書いておられたので、それを覚えていました。
30年くらい前?
8000円は大きいですね。
思い出の場所ですね。
このあとは杖衝坂も歩きますよ。
[ 2018/08/10 14:03 ] [ 編集 ]
Σ matsubaraさんへ
Saas-Feeの風とは逆ですね。
賀茂真淵記念館にも佐佐木信綱記念館にも入館したことがありません。
佐佐木信綱記念館は近いのですけどねえ。
[ 2018/08/10 14:05 ] [ 編集 ]
Σ やっこさんへ
笹川にいた数年間は、あの旧道を通ることが多かったのですが
当時はあの道を使ってどこへ行ってたのかなと首をかしげる次第です。
狭いですよねえ~。
すれ違いに困ります。
電柱があるので、それも避けなければなりませんしね。
[ 2018/08/10 14:09 ] [ 編集 ]
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Saas-Feeの風

Author:Saas-Feeの風
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(撮影 2008年07月03日)

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