花筐~花がたみ

気ままに各地を歩きながら撮った写真をメインにして・・・


久延寺の隣りに
中山峠の茶屋“扇屋”がある。

平日は閉めてある店なのだが、
この日(9月21日(火))、わざわざ店を開けて
私たちの到着を待ってくださっていた。


殺された妊婦の子どもを預かり育てる久延寺の住職が
その子に舐めさせたと伝わる子育飴を売っている。

DSC01289-3.jpg



DSC01290-3.jpg


カキ氷が旨そうなので作ってもらった。

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ここまでの急坂で渇いた喉には
子育て飴よりも何よりも嬉しいカキ氷だ。
子育て飴を舐めて
これ以上育っても困る。

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旧東海道を挟んで“扇屋”の斜め向かいにある
小夜の中山公園”には
生涯に2度も中山峠を越えたという西行の歌碑がある。


“年たけて また越ゆべしと 思いきや
 
                命なりけり 小夜の中山

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若い頃にここを越えたとき、
年を重ねてからふたたびここを越えることがあるだろうかと
思っていたのだが
いま越えているのは命を永らえているからなのだなあ


この新古今和歌集の一首で
歌枕としての“小夜の中山”が高名になったといわれている。


裏には山家集の中の題が刻んである。

“あづまの方へ相知りたる人のもとへまかりけるに

さやの中山見しことの昔になりたるける思ひ出でられて”

DSC01292-1.jpg 

藤原秀衡を訪ねるため
2度目の奥州へ向かう途中の中山峠越えだった。
西行が没する西暦1190年よりも少し前の1186年のことらしい。

東海道が発展するのは鎌倉幕府になって以後のことだそうで
西行の奥州行の時代では想像を絶する過酷な旅であったといわれる。


ここまでの様子はこちらで
    
金谷宿石畳

菊川坂石畳と菊川の里
家康ゆかりの久延寺
(歩いた日 9月21日(火))

<この項 続く>



ベートーヴェン ピアノソナタ 第8番ハ短調Op.13 “悲愴”
第2楽章 アダージョ・カンタービレ

ヴィルヘルム・ケンプ(pf)



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西行法師
 おはようございます(^^♪
風さんモノクロの写真、このお店の雰囲気にピッタリですね
無造作に置かれた箒やゴミ箱?
郵便受けに郵便切手・印紙
かき氷を作る手回し器械?
懐かしい~~
手回しの方が氷のカケラが均一にならなくて
美味しいですね
でも、違うのはカップは紙製になったのですね。
私が10年以上ぶり位に戴いた宝が池公園のカキ氷も
同じでした。
子供の頃は氷まんじゅうと言っていました。
美味しいでしたでしょうね(^。^)y-.。o○

子育て飴を舐めて育って下さいね
人生云拾年先はマダマダ長いですよ(^_-)-☆
 さて
↓のコメントにも書きましたが
風さんがここを訪れられた時に私も一応!!勉強しました。
そして西行法師の歌に心打たれました。
花と月をこよなく愛したと言われる漂泊の歌人、西行法師ですが、
奥州行の時代では想像を絶する過酷な旅であった・・・の思いを新たにしています。
ベートーヴェンの”悲壮”を聴きながら・・

 私も何時の日か若い頃に訪れて感動した場所へ
再び訪れたいと思っています。
唯、開発や村おこしで観光地化されて、鄙びた良さは少なくなっているかも知れませんね。
そして若さゆえの感動も鈍っているかも・・・
綺麗なものを見て感動し、綺麗な音楽を聴いて感動する
理屈では無くて、そんな”素”の心を持ち続けることは無理かもしれませんね
 
 以前は歌碑にはあまり興味が有りませんでしたが
最近は特に関心をもって読むようになりました。
これも歳を重ねたゆえでしょうか

[ 2010/10/20 07:07 ] [ 編集 ]
ここで著名なケンプが聞かれるとは思わなくて・・・感激です。

モノクロはイメージにぴったりですね。
有名な歌ですから、歌碑も大変立派ですね。
行きたいと思いながらなかなか・・・

それはそうと慕辺未行さんとのご来訪についてですが、
午前10時という彼の提案がありますが、
私は依存はありません。
そうしますと午後各務原市の航空博物館にも
寄る時間があります。
[ 2010/10/20 09:16 ] [ 編集 ]
モノクロで渋く!
Saas-Feeの風さん、
貴兄のモノクロは珍しいのではないですか?
いいですね、カキ氷が食べられるなんて!
愚生はもう一生ダメでしょうね。
「いい色」はいよいよ冴えません。
これに、愚生がやめたらどうなるんでしょうね?
いや、terrなんて眼中にないよと
例のスト-カ-的屋ヤキモチ野郎が喜ぶだけかな?
[ 2010/10/20 09:16 ] [ 編集 ]
西行の峠越え、モノクロ&悲愴
音楽を聴きながら文章を読み、写真を楽しむ。
いいですね、この調和は。歴史の苦手なmassanもスムーズに入っていけます。
今回は、西行の苦難の峠越えと、一寸レトロ調のモノクロ写真とピアノソナタ“悲愴”がぴったりです。
風さんの懐の深さが、如何なく発揮されていますよ。
今後もこの手法を続けてくださいよ。
[ 2010/10/20 09:40 ] [ 編集 ]
モノクロにした理由が分かるような写真です。ザ・昭和!という雰囲気です。あの『かき氷機』懐かしいですヨォ!子育て幽霊、死んでなお我が子を産み飴を買って育てたという話、ですよね。その子育て飴、どんなものか一度味わってみたいです。
[ 2010/10/20 23:54 ] [ 編集 ]
Σ コスモスさん、子どもの頃のカキ氷は
ガラスの深皿に入っていたように思います。
洗う手間、割れるリスク・・そんなことから
次第に紙コップに変わったのでしょうね。
氷まんじゅうってカキ氷をおにぎりのように
丸く固めたものでした。
京都でもそのようなものでしたか。
お店の人が両手でにぎっていましたよ。
衛生面ではどうだったのかと思いますけどね(^^ゞ

子育て飴を舐めると人生が終わってしまいそう(~_~;)
次回は京都で買ってみます。

この街道沿いには歌碑が幾つもありますよ。
そのうちに芭蕉の句もでてきますので
どうぞお楽しみに(ならないか(>_<))
[ 2010/10/21 10:49 ] [ 編集 ]
Σ matsubaraさん、若い頃にはピアノというと
ケンプかバックハウスかという時代でした。
ケンプのレコードはあまり持っていませんが
バックハウスなら数枚をいまでも持っています。
最近はCDになってしまい、レコードを聴くことが
無くなりました。

10時では昼食時にかかるので避けたいと思っていまるのですよ。
[ 2010/10/21 10:53 ] [ 編集 ]
Σ gettengさん、いえいえ、いい色ひろばでは
何度かモノクロ写真をアップしていましたよ。
でもオリジナルがモノクロというわけではなくて
カラーをアレンジしたモノクロなのですけどね。
>「いい色」はいよいよ冴えません<
どうなったのでしょう。
次第にメンバーが減っている??
>スト-カ-的屋ヤキモチ野郎<
まだ出没しているのですか?
早くそこをリタイアなさったら如何でしょう?
[ 2010/10/21 10:58 ] [ 編集 ]
Σ massanさん、曲探しに苦労しているのですよ、実は・・。
適した曲があるのだけど、それがYou Tubeに無いことがあります。
選曲に時間がかかることがネックですね。
自分自身で演奏できれば、それを録画してブログに貼り付けられるのだけどねえ。
これは無理なことですワ(^^ゞ
[ 2010/10/21 11:04 ] [ 編集 ]
Σ 慕辺未行さん、小夜の中山に残る伝説の
子育てについては先に書いていますように
幽霊が子を育てるのではなくて
久延寺の和尚さんが育てるのです。
そして飴を舐めさせた、その飴を“子育て飴”と呼んだ。
母親の霊が石に乗り移り、夜毎に泣いた。
それが“夜泣き石”
“夜泣き石”は二ヶ所にあって
ひとつはこの“久延寺”境内、もうひとつは国道1号沿い。
どちらが本家なのか元祖なのか・・。
国道1号沿いの夜泣き石のそばには子育て飴を売る小泉屋があるそうです。
[ 2010/10/21 11:13 ] [ 編集 ]
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Saas-Feeの風

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スイスの村名に因みます


マッターホルン
(撮影 2006年07月12日)

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