花筐~花がたみ

気ままに各地を歩きながら撮った写真をメインにして・・・


トイプードルのマリン(♀)は7月30日の未明に虹の橋を渡っていった。

14歳6ヶ月になったばかり・・・。


30日午前1時45分

マリンが立ち上がって、おしっこシートに行く素振りを見せた。

でも途中で倒れ込み、おしっこはおしめに滲みた。

水を飲んでタオルケットに横たわる。


午前3時半ごろ

タオルケットの上で横になっていたマリンが起き上がり、よろめいたので

風の神がマリンの身体を支えながら水をマリンの口元に近づけると

マリンはその水を飲んでいた。

そのあと、マリンをタオルケットの上に寝かせた。


6時15分ごろ

「死んじゃった・・・」風の神の声が聞こえた。

身体に手を当てると、硬直が始まっており、まだ少し温かかった。


マリンは2006年1月22日に長野県で生まれ

生後数ヶ月で、当時は千葉にいた三男のもとにやってきて

三男が我が家に帰省するときには連れてきていた。


11ヶ月

061231マリン
(撮影 2006年12月31日(日))


1歳6ヶ月

070812マリン
(撮影 2007年08月12日(日) OLYMPUS C755UZ)


そして2008年3月下旬のこと

三男が「ひと月ほど預かって」とマリンを連れてきた。

転勤先の住居では犬を飼えないルールがあるとのこと。

そのとき、マリンは2歳2ヶ月だった。


2歳3ヶ月

080426マリン
(撮影 2008年04月26日(土))

この年は三度目のスイスハイキングツアーに参加したので

2週間ほどペットホテルに滞在させた。

その後の数年も、何度かの国内旅行でペットホテルを利用した。

そのたびにホテル受付でマリンが震え続け、大きな広い部屋に入ると

我われがそこを立ち去る際に、後ろから鳴き声が聞こえていた。

可哀想だったがやむを得ない。


ペットホテルでは毎日二回の散歩もしてくれていた。

担当のひとたちが日記をつけていてくれたので

マリンを引き取りに行ったときにそれを読んで

マリンが元気にしていたことを確認できていた。


われわれが長期に留守をする際に、

庭を生活エリアにするミックスの中型犬・モモは

お隣りや友人に世話をお願いしていた。


犬を飼えないという制約が無くなった三男がマリンを引き取りに来たとき

Saas-Feeの風たちはマリンを手放せなくなっていた。

三男は「それならマリンをよろしくね」ということで戻って行った。

そんなことで、ここまでの12年4ヶ月の間に

マリンは居候から家族の一員になっていたのだ。


8歳

140117マリン
(撮影 2014年01月17日(金) PENTAX MX-1)

三男が帰省してきたとき、マリンは彼の姿を見るなり

ちぎれんばかりに尾を振って喜びを表していたし

彼のあとをついてまわっていた。

眠るときも彼のそばで横になっていた。

「やはり、彼は別格なんだねえ」と家族で話していたものだ。


10歳

160118マリン
(撮影 2016年01月18日(月))

でも彼と離れている年月が長くなるに従い

次第にそれまでの様子から変化があった。

それほど尾を振らなくなったし、追いかけ廻すことも無くなっていった。


11歳7ヶ月

170828マリン
(撮影 2017年08月28日(火) OLYMPUS XZ-10)

Saas-Feeの風が入浴しているとマリンは必ず脱衣所に来て

浴室から出てくるSaas-Feeの風を待つようになっていた。

脱衣所のドアが閉じていると

ドアを前脚でトントンと叩いたり、ガリガリさすったり・・・

ドアを開けるまで「開けて~」という動きをしていた。


Saas-Feeの風が二階に上がっていると階段下で上を見上げていたし

Saas-Feeの風が近くにいなくなると探し回ってウロウロしていた。

Saas-Feeの風が二階でパソコン作業をする間

マリンは作業台下で横になっていた。

「三男と間違えているのかな」と風の神に話したこともある。


モモが他界してから2ヶ月後のマリン

13歳1ヶ月

190302マリン
(撮影 2019年03月02日(土))


昨年11月ごろ、マリンが吐くような声をあげるので

ペットクリニックで診てもらうと、心臓起因の咳と診断された。

心臓、腎臓、利尿、それぞれの錠剤が処方され

それらを食事とともに服用させていた。

それを続けていたが、今年になって咳が酷くなったので

ペットクリニックで検査を受け、今度は気管支からの咳もあるとのことで

別の薬が処方され、その服用のためか咳は治まってきていた。


マリンは居間のソファをホームポジションにしており

床からソファの座面に飛び乗ったり、座面から床へ飛び下りたり

日常的にそんなことをしていたし

われわれがテレビを見ていると座面に寝そべっていた。


6月末の或る日

マリンがソファにいて、Saas-Feeの風がソファの前に座っていたとき

ドサッと音がしたので横を見るとマリンが床に横たわっていた。

ソファから落ちて脳震盪を起こしたのかと驚き

「どうしたのっ」 身体をさすり続けたところ

2ー3分後に立ち上がったので、特に問題視していなかった。

その後、散歩しているときや居間にいるとき、友人に抱かれたときなどに

急にドタッと倒れこむことが増えたのでペットクリニックでそのことを伝えると

「足腰が弱くなってきているのでサプリメントを出します」とのこと。


そして7月になってマリンが倒れて四肢と頭部を痙攣させるようになった。

頻度は一日に一回程度だったが、7月25日には午前と午後の二回、痙攣が起きた。

ペットクリニック 「心臓とは別のところ、おそらくは脳が起因でしょう」

「MRIで調べればわかりますが、当院ではできません」とのこと。

MRIで調べるといっても全身麻酔が必要になる。

全身麻酔ではマリンの身体がもたない。

可哀想で、とても頼めない。


その前からマリンは食欲が無くなっており、風の神とSaas-Feeの風は

食べさせることと薬を服用させることに苦労するようになっていた。

昨日は喜んで食べたものでも、今日はそれを食べない。

朝はそれを食べたのに、夕にはそれを見ると顔をそむける。


23日にもペットクリニックで診てもらい薬を受け取った。

クリニックの外で呼び出しを待っている間には普通に立っていたので

「あのときはまだ好かったのだなあ」と後から思い出していた。


26日、風の神の友人の来訪があった。

インタ^フォンのチャイムが鳴ると

マリンはワンワンと吠えながら廊下を走って玄関まで出た。

そんなこともあったのに・・・

でも、思い返すと・・・

マリンがソファの座面に横になっても、すぐに立ち上がり、反対側に移動して横たわる。

そしてまたすぐに立ち上がり、さきほどの位置に移動して横になる。

また同じことを繰り返す・・・・。

そんなことがあって「あれは体調が一気に悪化する前兆だったのかなあ」


28日、マリンは朝から寝たきりになり痙攣も起きた。

これは拙いと思い、急患として午後のペットクリニックで診てもらった。

そのときには頭をあげているので、しっかりしているように見えた。

超音波検査で心臓の様子を見せてもらうと、右心房の肥大が顕著になっていた。

そして痙攣を抑える薬と強めにした心臓の薬が処方された。

帰宅後、クリニックで出た犬用の食事に薬(錠剤)を混ぜ

抗うマリンの口の中にそれをスプーンで入れ込んだ。

29日になって朝と昼、 同じように薬を口の中に入れた。

マリンの横になった状態がずっと続いている。

その様子を見ていて「もういいね、飲まさなくても・・・」 「可哀想だよ」

そして、Saas-Feeの風、マリン、風の神は川の字になって就寝し

翌30日未明に繋がっていく・・・。


「あの薬が死を早めたんだろうね」

「でも、あの日にペットクリニックに行かずにマリンが逝ってしまうと

何でクリニックに連れて行かなかったのだろうと悔やむしね」


「あの身体の状態になっていてもおしっこシートまで行こうとしたんだね」

「水も飲めて好かったよ」


「マリンがいるから風の神とSaas-Feeの風の会話がある」

「マリンはふたりの潤滑剤ですよ」

風の神の友人の話だそうだ。


14歳6ヶ月・・・

あちらでマリンはモモと旧交を温めているのだろうね。


【モモについてはこちらで】

“ただいま“モモ”を介護中~~”

““モモ” 元日の朝 虹の橋を渡る”

“あのときから三週間が・・・”

““モモ” 花の庭に寛ぐ”

“今日は“モモ”の納骨式だ”

““モモ”の四十九日”

““モモ” あれから2ヶ月が経った・・・”


          

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プロフィール

Saas-Feeの風

Author:Saas-Feeの風
ニックネームは
スイスの村名に因みます


スイス “花の村”グリメンツ
(撮影 2008年07月03日)

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