花筐~花がたみ

気ままに各地を歩きながら撮った写真をメインにして・・・


中山道細久手宿から大湫宿(おおくて)までの
およそ8kmを歩いた。

細久手宿は江戸から48番目
京から22番目にあたる宿で
標高が420mのところにある。

もともと細久手宿は無かったのだが
東の大湫宿から西の御嵩宿まで17.7kmあったことから
尾張藩によって1606年(慶長11年)に仮の宿として設置された。
当時は七軒屋と呼ばれるほど小さな宿だったそうだ。

間もなく放火により全体を消失したために
1610年(慶長15年)に再整備されたが
その後も度重なる大火に遭い
現在の町並みは1858年以降に形成されたものという。


細久手宿にある“大黒屋”は尾張徳川家の“定本陣”で
現在も宿として営業を続けている。

DSC04900-1.jpg

玄関を覗くと旅行ケースが並んでいる。

写真を撮っていたら年配の女性から声をかけられた。

“大黒屋”の15代目でお歳は88歳とのこと、現在は隠居されている。

先代女将なのだ。

並ぶ旅行ケースは主に英国人のもの。

「3.11の震災以降の半年間は客足が途絶えたが、ここに来てようやくお客さまが戻ってきた」

DSC04890-1_20110917183551.jpg 


「どうぞ中も見ていってください」
「ありがとうございます」ということで
宿の中に上がらせてもらった。

DSC04891-1.jpg 





DSC04895-1.jpg 





DSC04898-1_20110917183551.jpg


先代女将からお話を伺った。

もう少し下手(江戸寄り)には
公儀の本陣と脇本陣があったのだが現在は跡形も無い。
1858年(安政5年)の大火で細久手宿は一軒しか残らなかった。

この建物はその次の年、安政6年に建ったということが
縁の下から出てきた木片に書かれた文字から判った。


88歳とは思えないほどお元気なお話しぶりだった。


宿の中は150年前の香りが漂っているようで
まさにタイムスリップした空間である。

海外からのお客さまはこのような日本に憧れるのだろうな。


1813年ごろの細久手宿絵図が掛けてあった。

DSC04892-1.jpg



<歩いた日 2011年9月16日(金)>

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良いですね~~~
8kmですか、いい歩きですね。。。風さんのすきな風景ですね・・・

日本の良い場所ですね、いかちゃんも歩きたい(^O^)♪ ♪ ♪
[ 2011/09/18 05:25 ] [ 編集 ]
私も行きたいなあ!(^^)!
風さん
 おはようございます(^・^)
文字通り、”今日は東、明日は西の旅がらす”ですね(^_-)
そのお蔭で行きたい場所が増えて、
寿命が足りるかそれが心配です(ー_ー)!!
美人薄命の言葉も有って。

 旧中山道は歩いたことが有りませんが、
いきなり魅力的な私の大好きな佇まいのお宿。
えええなあ(#^.^#)
昔は大火で焼失が多いですね。
ここも放火や大火で焼失、そして見事に復興。
なによりも今も宿として営業。
 お写真を拝見していますが、尾張徳川家の”定本陣”だっただけのことは有りますね。
どっしりとした風格が有ります。
こんなお宿で朝を迎える。
88歳になられる先代女将さんとよもやま話、これが「旅する」なのでしょうね。

英国人も泊まっておられるのですね。
やはり歴史に惹かれてなのでしょうか。
泊られた方の口コミかも知れませんね。

 内部を拝見していますが、
流石に歴史を歩んできた風格と言いますか、立派な設えですね。
150年前の香りが漂っているような
タイムスリップした空間。
写真を拝見していて仰る通りだと思いました。
私もこの空間を実際に感じてみたい。
今、強烈に思っています。

1813年頃の細久手宿絵図、まるで
博物館に掛けてある絵図のようで感動です。
昔は興味を持ちませんでした。
これも歳を重ねる好さなのかなあ(^・^)

そして88歳の矍鑠とした女性。
目指せ!!88歳、それまでには約30年も有る。
私の未来は明るいヽ(^。^)ノ
 今朝は本当に嬉しくて、この続きも愉しみにしています、いつの事やろ(';')


[ 2011/09/18 06:25 ] [ 編集 ]
大湫は、友人が新婚のころ住んでいたところで訪問したことがあります。
しかし、20代でしたので、古いものには関心もなくて
付近の建物もよく見ませんでした。
念の為「大湫」の意味を辞書で調べたのですが、
すごく辺鄙でしたので、なるほどと思った
記憶があります。
[ 2011/09/18 07:45 ] [ 編集 ]
8kmも?!
Saas-Feeの風さん、
8キロも歩けるとはだいぶ回復されたという証拠ですね。
愚生、暑さを理由に、毎日1キロも歩くのをさぼっています。
お陰で、胃腸の調子が悪く、禁酒はもちろん絶食まがいまで・・・。
ますます後期高齢者を意識しております。
[ 2011/09/18 08:29 ] [ 編集 ]
細久手
外国人には、魅力的な宿なのでしょうね。
エキゾチックな思いをかきたてるのでしょう。
しっかりした造りで、150年の風雪にも十分耐えて
来たのですね。
[ 2011/09/18 08:55 ] [ 編集 ]
歴史がにじむ宿
こんにちは~。
今までの時代の流れが滲んでいて、朽ちた感じが一切ありませんね。
今まで守ってこられた女将さん達の宝なんですね。
年を取ると、こうした風情が良くなってきました。
不思議なものですね。
[ 2011/09/18 09:57 ] [ 編集 ]
風さん
お久しぶりです
素晴らしいお宿が、今の時代に残っているのですね
代々引き継いでこられた女将さんの御心が伝わってきます 風さんもお暑い中8キロも歩かれるって・・・・私も怠けていてはと、思うですが・・・頑張ります
[ 2011/09/18 10:44 ] [ 編集 ]
お宿の風情
私の実父の母親つまり祖母は、秋田花輪庄屋で天皇が泊まられた家の出、昭和のころは宿屋をしていました。お部屋はちょうどこんな感じでした。すごく懐かしさを感じました。
小さい時は何度か連れて行ってもらい、学生時代に友達と旅した時はタダ同然で泊めてもらいました。
今はどうなっているでしょうねえ。
床の間の違い棚など風情がありますね。
[ 2011/09/18 11:55 ] [ 編集 ]
今日は。
いやー良い風情の施設ですね
最近このような建築物に興味を持って
機会があれば見て歩いてます。
[ 2011/09/18 12:20 ] [ 編集 ]
150 年前の、お宿 !?
今晩はぁ~  ♪
この建物は、150 年前の物ですかぁ~
写真を見ると‥‥ 刀にチョンマゲ姿が似合う雰囲気ですね~

北海道では、見られない調度品の数々
良い眼の保養になりました ♪
[ 2011/09/18 21:03 ] [ 編集 ]
今晩は
素晴らしい建物が残っていますね。
重要な文化遺産として保存して欲しいですね。
行ってみたいですね。
[ 2011/09/18 21:52 ] [ 編集 ]
(^_^;;ハズイ
東海三県下は、訪れたことがないところでも、ちょっとしたところなら名前ぐらいは知っていると思っていたのですが・・・!ここは全く知らなかったです。
場所的には、不便なところのように思うのですが、それでも外国の方が来られるのですね。そのことにビックリです。
そして宿の中を気さくに案内してくださいました88歳の女将にも感動です。
8km歩かれた風さんにも、拍手を送ります (^o^)!
[ 2011/09/18 23:01 ] [ 編集 ]
いい風情ですね
宿屋の外見も、部屋の作りや調度品も、古い宿場町らしい、いい風情ですね。
イギリス人のお客さんですか?。
何を頼りに見つけられたんでしょね。聞いてみたいもんです。
この猛暑の中、片道8Kmも歩かれたとか。
マイカーなら、出発点まで戻る必要があるし、こういう旅の交通手段はどうされるんですか?。
風さんの紀行文は、古道を歩いて書かれているので味があるのですが、いつもこの辺が気になります。
旅慣れないもんですから。
[ 2011/09/19 09:32 ] [ 編集 ]
いかちゃんへ
8kmくらいだと峠があっても2時間程度の歩行ですからね。
ハイキングには手ごろな距離でしょう。
これからは歩きに好い気候になりますね。
[ 2011/09/19 10:31 ] [ 編集 ]
コスモスさんへ
中山道には好い景色のところが多いですよ。
今回、歩いたのコースには何も無い・・
何も無いからこそ昔ながらの中山道を味わえますよね。
峠越えもしましたし、昔の旅人気分に浸れました。
大黒屋さんには中庭があり、そこに燈籠もあって、
京の町家を想いました。
写真を撮りましたが失敗していました(T_T)
旅行ケースを玄関に置いて海外からのお客さまはどこに向かったのか・・
しばらく帰ってこないとのこと、途中で姿を見なかったので
遠方に行ったのでしょう。
このコースでは長閑な田園風景あり、石畳あり・・
おすすめします。
[ 2011/09/19 10:40 ] [ 編集 ]
matsubaraさんへ
大湫の“湫”を調べました。
“くて”は“長久手”や“細久手”の“久手”に転じたのでしょうか。
まったく見当外れかもわかりませんね。
“大湫宿”は“細久手宿”よりも宿場町の雰囲気が残っていましたよ。
[ 2011/09/19 10:45 ] [ 編集 ]
gettengさんへ
歩けるのですよ、腰痛でも・・。
朝、起き掛けが一番辛いですが、そこを過ぎると
あまり腰痛を感じません。
早く診てもらってくださいよ。
大事に至らないように。
[ 2011/09/19 10:47 ] [ 編集 ]
mcnjさんへ
京都の町家を購入して住んでいる海外の人がいます。
興味として見るだけで無く、日本家屋の好さも判るのでしょう。
建築がいつなのかが判ったのは
大黒屋さんの大修理のときだそうですから、
何度か修理しながら宿を経営されているということでしょうかね。
[ 2011/09/19 10:52 ] [ 編集 ]
筑前の国良裕さんへ
このような昔からの日本家屋を維持しながらお客を迎えるのは
数々のご苦労があることでしょう。
昔の建物はしっかりしているところもあるでしょうが
木の老朽化によるダメージがあるのでしょうね。
[ 2011/09/19 10:56 ] [ 編集 ]
mayroguさんへ
しばらくでした。
来てくださってありがとうございます。
真夏にはあるかないようにしていましたが
残暑がここまで続くとは思わなくて予定に入れ込んでいました。
でも標高のためもあるでしょうが
さすがに少しは涼しい中山道でした。
[ 2011/09/19 10:59 ] [ 編集 ]
agewisdomさんへ
そのような建物でしたら、今も残っていると好いですね。
貴重な宿として保存されているかもわかりませんよ。
2階がどうなっているのかと思いましたが
さすがにあつかましく2階までは覗けませんでした。
ひと言お断りして2階に上がってみるべきでした。
[ 2011/09/19 11:05 ] [ 編集 ]
imaipoさんへ
昔の佇まいを見ながら歩くことは楽しいですよ。
やはり各地を歩いてみるものですね。
最近は保存に力を入れるところが増えていますね。
[ 2011/09/19 11:08 ] [ 編集 ]
エゾモモンガさんへ
北海道には見られない調度品なのですか。
松前藩のお膝元ではどのような佇まいで
民家の中はどうなっているのかなあと思いました。
史跡を訪ねてみたいです。
[ 2011/09/19 11:11 ] [ 編集 ]
Golfunさんへ
中山道には昔の様子がそのまま残っているところが多いですよ。
このコースにも見どころがたくさんありました。
次の宿場まで田園風景や石畳を楽しみながら歩いてきました。
[ 2011/09/19 11:14 ] [ 編集 ]
慕辺未行さんへ
瑞浪ICから15分くらいですよ。
でも来るまでないと、ちょっと大変でしょうね。
このコースは好かった!
昔の旅人の見た景色を見ながら歩いてきたようです。
峠越え(たいしたことはありません)もありですしね。
[ 2011/09/19 11:18 ] [ 編集 ]
massanさんへ
そうなんですよね、海外からのかたたちは
どのようにこの宿を見つけたのか・・
それは思いましたよ。
わざわざ、何も無い宿場町に泊まるなんて・・。

それから・・スタート地点から歩いてゴールまでというハイキングになります。
バスが連れて行ってくれて、ゴールでそのバスが待っています。
種明かしすると不思議ではありませんね(^^♪
[ 2011/09/19 11:23 ] [ 編集 ]
こんばんは
いいところを歩かれましたね!
三つ葉葵のご紋がみえますね。
この辺りの中仙道は、妻篭・馬篭の宿は有名で行っています。
物覚えが悪い三重の山男ですが、忘れないことがあり、ゴルフ場の中を
中仙道が横切っているところがありコースとともに一応通ったことがあります。
そのゴルフ場は、確か恵那のあたりだった!
今もあるのかなぁ~ 中仙道GCだったと思います。
[ 2011/09/20 03:39 ] [ 編集 ]
三重の山男さんへ
ゴルフ場の中と云っても、
コースを横切っていることはないでしょうね、おそらく。
あのあたりまでゴルフ遠征なさっているのですか。
Saas-Feeの風は岐阜だと関のゴルフ場を
一度だけ廻ったことがあります。
森口祐子プロのホームグラウンドらしくて
練習に来ていたプロを見かけました。
[ 2011/09/21 10:21 ] [ 編集 ]
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Saas-Feeの風

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(撮影 2006年07月12日)

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