花筐~花がたみ

気ままに各地を歩きながら撮った写真をメインにして・・・


岐阜県加茂郡富加町は
奈良正倉院に残る日本最古の戸籍ゆかりの地

校倉造を模した富加町郷土資料館を訪ねた。

富加町郷土資料館-1

富加町内で出土した旧石器時代のものから
縄文式土器や弥生式土器が展示されている。


大宝2年(西暦702年)
御野国加毛郡半布里戸籍(みのくに かもぐん はにゅうり こせき)

正倉院に保管してある実物のコピーが展示してある。 

富加町郷土資料館-2


拡大したもの

上段1行目と2行目を見ると、これは安麻呂さんの戸籍らしい。
 

年齢は38歳で36人を養っている。

妻は34歳(2段目左端  その下に長女あり)

長男15歳 次男14歳(右から2行目 2段目と3段目)
三男5歳  四男1歳(右から3行目 1段目と2段目)

富加町郷土資料館-3 

その他、安麻呂さんの従兄弟や従兄弟の子まで記されている。

当時は大家族だったのだなあ。


館内のリーフレットによると・・・

大化の改新(645年)の後に出来た大宝律令(701年)の則り
人々を把握するために
全国を国、郡、里(郷)に区分けして
各里(郷)に住む人たちの情報を記録した戸籍を作製し
これを税徴収や徴兵などの資料にした・・・


なぜ、今まで残っていたのか・・・

戸籍の保管期間(30年間)を過ぎたものは破棄されるか
或いは裏面を再利用していた・・・

たまたま、半布里の戸籍が東大寺写経所の帳簿にリサイクルされて
それがどういう経緯なのか正倉院に置かれたまま1000年以上が経ってしまった・・ 


当時は紙が貴重品だったのだろう。

現代では経費節減のために
コピーした紙の裏面にコピーすることが多い。


それにしても、紙がほぼ完全な形で残っていたなんて

さすがに正倉院だよねぇ。


富加町郷土資料館-5 



<見学した日 2011年9月29日(木)>
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スイスの村名に因みます


マッターホルン
(撮影 2006年07月12日)

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