花筐~花がたみ

気ままに各地を歩きながら撮った写真をメインにして・・・


“関門海峡を“歩くっ”(^o^)/”からの続き

関門海峡に面して国道9号沿いに“赤間神宮”が建っている。
小学生のころ、下関にいた叔母に連れられ来たことがあるのだが
神社の建物の記憶は無く、ただ高台から海を見ていたという
そんなおぼろげな記憶しか残っていないのだ。

大学時代の1964年(昭和39年)夏の山陰旅行中と
そして1965年(昭和40年)春の九州旅行中に
それぞれ下関に寄っているが
どちらの場合にも赤間神宮には参拝していなかった。

130424赤間神宮-1

赤間神宮
1185年の源平壇之浦合戦から6年後の1191年創建で
安徳天皇(平清盛の孫 二位の尼とともに8歳で海峡に入水)を祀る。

龍宮様式による神門“水天門”は
二位の尼が「浪の下にも都はある」と言って
入水したという謂れに基づくものという。

130424赤間神宮-2

写真上段は拝殿
左に団体が見えるがバスで到着した中国の人たちだった。

130424赤間神宮-3

拝殿から水天門まで板張りの架台が設置してあるので
何だろうかと社務所の巫女さんに訊ねると
安徳帝命日(旧暦3月24日 改暦5月2日)に行われる
“先帝祭”(5月2日から4日)で使われる道とのこと。
平家の武将や女官たちの衣装をまとった皆さんが板張りの上を歩くようだ。

境内を左方に進むと三基の十三重宝塔が
美しい新緑に囲まれている。

130424赤間神宮-4


その先には“芳一堂”(1957年(昭和32年建立))
平家物語を語る琵琶法師“耳なし芳一”の像だ。

130424耳なし芳一

赤間神宮になるずっと前は浄土宗の阿弥陀寺であって
芳一はそのころに寺に住んでいたとされる。

小泉八雲の怪談“耳なし芳一”はあまりにも有名であるな。


さらに進むと平家一門の塚“七盛塚”がある。
壇之浦合戦で滅亡した平家の武将を祀る。
1600年前後の建立らしい。

130424平家一門墓所


さらに進むと京より西では唯一の天皇陵
“安徳天皇阿弥陀寺陵”

130424安徳天皇阿弥陀寺陵


後日のことだが赤間神宮に満州大連から奉遷鎮祭された
“大連神社”があることを大連三世さんのブログで知った。

当日の境内でSaas-Feeの風はその神社に全く気付かなかった。

大連三世さんは5月に訪ねられたのではなかったかな。

(撮影 2013年04月24日(水))

そして・・・・

赤間神宮の社務所で探したのは土鈴である。

亡父が収集していた神社の土鈴は西宮の実家のどこかにあって
阪神淡路大震災で実家が全壊したときに後片付けしているなかで見つかった。
土鈴を納めたその二つの箱は現在Saas-Feeの風の自宅の物置にある。

殆どの土鈴については、どこの神社のものなのかが判らない。
でも赤間神宮の土鈴だけはユニークな姿のためか覚えていた。

こちらが大震災から生還した赤間神宮の平家蟹をデザインした土鈴であり
おそらく60年近く前のものだろうと思う。

赤間神宮土鈴
(撮影 2013年08月07日(水))

同じ土鈴が現在でも赤間神宮にあるものなのかと気になっていたので
赤間神宮の社務所を覗くと今でも同じ姿をした土鈴があった。
でも、ちょっと考え事をしてしまい、それらをカメラに収められなかった。

社務所で見た土鈴は鮮やかな朱色と金色をしていたが
年代物のこちらの土鈴は色褪せてしまっている。

この土鈴は叔母が送ってくれたものだったのか
それとも小学生か中学生だったSaas-Feeの風が買ったものだったのか
まったく覚えていない。

赤間神宮の社務所に並ぶ土鈴を眺めながら
父と、そしてSaas-Feeの風を可愛がってくれた叔母との
ふたりのことを想い起こしていた。

<次回は唐戸を歩く その2>

ここまでの様子はこちらで

“山口へ・・・岡山駅弁と姫路駅弁~(^^♪”
“新山口駅から山頭火の“其中庵”へ”
“コバルトブルーの別府弁天池 山口県美祢市”
“4年ぶり3度目の秋吉台を訪ねる”
“新緑の国宝・瑠璃光寺五重塔 山口市”
“ 静寂の瑠璃光寺 山口市”
“瑠璃光寺で見た変わり樹木 山口市”
“雪舟庭のある常栄寺 山口市”
“大内義隆の菩提寺 龍福寺 山口市”
“湯田温泉 “セントコア山口”でほっこりと~(^^♪”
“湯田温泉の朝 バスを待つ間に~(^^♪ 山口市”
“城下町長府を歩く その1 壇具川沿い 下関市”
“城下町長府を歩く その2 高杉晋作挙兵の功山寺 下関市”
“城下町長府を歩く その3 練塀のある小路 下関市”
“城下町長府を歩く その4 乃木神社と忌宮神社 下関市”
“城下町長府を歩く その5 ふく天ぷら定食 下関市”
“関門海峡を“歩くっ”(^o^)/”

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おはようございます
朱色が映えて綺麗な山門、社殿ですね
耳なし芳一の像はやはり耳が見えませんね。
[ 2013/08/26 07:56 ] [ 編集 ]
おはようございます♪
朝から目に鮮やかな朱塗りの神社、ご利益が有りそうです(^_^;)
広島県尾道市瀬戸田町(生口島)に有る、耕三寺を思い出しました。
綺麗な神社仏閣は、印象に残りますね(*^_^*)

耳なし芳一の、耳が無いのが痛々しい・・・でもハンサム(笑)
[ 2013/08/26 11:06 ] [ 編集 ]
大連神社
こんばんは
私が赤閒神宮と大連神社に参拝したのは
4月16日でした。
大連神社の宮司さんが帰国後赤閒神宮の
宮司に就任したことがご縁だそうです。
[ 2013/08/26 20:39 ] [ 編集 ]
日光の家光を祀った大猷院二天門もこの竜宮みたいな門でした。
平家の悲しい終焉の地を艶やかな門が彩っている。「水の下にも美しい国が…」と言われて亡くなった安徳天皇を思わせますね。
[ 2013/08/26 22:57 ] [ 編集 ]
西日本には平家物語にまつわる遺跡が
残されているのですね。
全く知らなかったです。通過地点であり、
関西にいた時も調べずに過ぎてしまった
のが惜しいです。
でもこちらで拝見できてよかったです。
[ 2013/08/27 08:11 ] [ 編集 ]
こんにちは~
上から2番目の“水天門”は指宿に行った時にも
長崎鼻で見ました。
朱色の鮮やかな色だったので、印象が深くて今も
記憶に残っています。
[ 2013/08/27 18:30 ] [ 編集 ]
おはようございます

赤間神宮の朱色がとっても綺麗ですね
中国の観光客の方たちにはこの美しい拝殿は
印象に残ったことでしょうね。
耳なし芳一は幾つかの類話があるようですね
「曽呂利物語」といって長野の善光寺内の尼寺が
舞台だと聞かされたことがありました

[ 2013/08/29 09:04 ] [ 編集 ]
こんにちは~。
またまただいぶお休みをしました~。
水天門を通してみる関門海峡が好きなんですがいかがでしたか。
耳なし芳一と平家塚のところはパワースポットらしいのですよ、いつもなんだか背中がスーとするような(笑)。
いついっても良いところですねぇ。
[ 2013/08/29 13:45 ] [ 編集 ]
この竜宮様式の山門(神社では神門ですか)は、寧ろお寺の山門で時々見かけますが、神社では珍しいのでは?。
四国八十八ヶ寺巡拝を満願成就しましたが、第6番、徳島の安楽寺の山門にそっくりです。
しかし、この様に鮮やかな朱色ではなかったように思います。
中国人の観光客が訪れていたそうで、多分中国人好みなんでしょう。
しかし、神社の鳥居とは馴染まないように思いますが。歴史音痴の感想です。
[ 2013/08/29 14:34 ] [ 編集 ]
今晩は
長野から戻りましたので、またよろしくお願いします。
赤間神宮は立派で綺麗な建物ですね。
歴史ある神社ですが、新しい建物の様に見えますが、
建て直したものでしょうか?
赤間神宮の土鈴から、昔が色々と思い出されてよかったですね。
[ 2013/08/29 19:22 ] [ 編集 ]
Saas-Feeの風さん、こんばんは~♪
赤間神宮の朱が緑に映えてとても綺麗ですね。
壇ノ浦合戦での平家の散り際は見事でしたね。
安徳天皇が8歳で海峡に入水したことは
あまりに悲しくて、当時の人々の同情を誘ったでしょうね。
今はこんな立派な神宮に祀られ、幸せかもしれませんね。

赤間神宮の土鈴は苦しそうな表情をしていますね。
源平合戦で敗れた平家の苦悶の表情でしょうか。
60年も前のものをよく保存されていましたね。

[ 2013/08/29 22:12 ] [ 編集 ]
お早うございます
赤間神社は竜宮城のようですね。
小泉八雲の怪談「耳なし芳一のはなし」は
高校の英語副読本で習いました。
下関は良く通過していましたが途中下車の
機会がなく見物できずに終わりました。
[ 2013/08/30 11:56 ] [ 編集 ]
8月13日夜、関門海峡花火大会を見てきました。
門司と下関と両方で同時にやるのですが、
門司側で見ました。

始まる前の薄暮の頃、
添乗員が「向こう側の赤いのが赤間神社ですよ」と教えてくれました。
目が悪いから、よく見えなかったのですが、
おおよその方向は分かりました。
こちらではっきりと見せて頂き、有難うございました。
[ 2013/08/31 21:20 ] [ 編集 ]
Σ Imaipoさんへ
平安神宮もそうですが朱色が鮮やかですよね。
耳なし芳一の木像の耳が無くてリアルですよ。
[ 2013/09/02 09:53 ] [ 編集 ]
Σ ベルさんへ
こんなに鮮やかな朱色で建っているのに
子どものころに見た記憶が甦らないのはおかしいな。
当時は朱色ではなかったとか・・・
そんなことはないか(^^ゞ
子どもには神社参拝が興味の対象ではなかったのか・・。
[ 2013/09/02 09:57 ] [ 編集 ]
Σ 大連三世さんへ
4月16日でしたか、火曜日ですね。
Saas-Feeの風は24日の水曜日でしたので
1週の差だったのですね。
惜しいことをしました。
日を合わせることもできたかも・・。
[ 2013/09/02 10:00 ] [ 編集 ]
Σ agewisdomさんへ
日光には行ったことが無いのですよ。
一度は行ってみたいと思っているのですが
なかなかその機会が廻ってこなくて。
神奈川にいるころがチャンスだったのですけどねえ。
鬼怒川温泉にも行きたいな。
[ 2013/09/02 10:03 ] [ 編集 ]
Σ matsubaraさんへ
平家の落武者が隠れ住んだという里も
四国や九州にたくさんあるようですね。
平家伝説も義経伝説も
それぞれを哀れむ人たちの気持ちの結果なんでしょうかね。
[ 2013/09/02 10:07 ] [ 編集 ]
Σ 蓮の花2さんへ
長崎鼻には二度でしたかねえ、行ってますが
このような朱色の門を見た記憶がありません。
すっかり忘れてしまっていますよ。
一度目は昭和40年の九州一周旅行のときでした。
[ 2013/09/02 10:10 ] [ 編集 ]
Σ koruteさんへ
最近は尖閣問題で中国からの観光客が激減していると報道がありますね。
でも観光地や繁華街でけっこう見かけますよ。
“曽呂利物語”については、その名だけは耳にしたり目にしたりしていますが
内容についてはほとんど知識がありません。
あとで調べてみましょう。
[ 2013/09/02 10:15 ] [ 編集 ]
Σ 筑前の国良裕さんへ
Saas-Feeの風の風も休業が続いていますよ。
3日に一回の更新をめざしていましたが
それも挫折してしまいました。
水天門を通して見る関門海峡・・・
それが見られなかったのですよ。
本文に書いていますが、お祭りの架台というのか
通路が設けてあるので・・・。
パワースポットですか、知りませんでしたねえ。
平家の七盛塚もあることですから、
いずれも怨念が廻りに漂っているのかも。
[ 2013/09/02 10:22 ] [ 編集 ]
Σ massanさんへ
そうですね、お寺で見られることがあるように思いますよ。
平安神宮では鳥居も朱色だし・・・。
宇治の黄檗宗萬福寺、行ったことはありませんが
朱色じゃなかったでしょうかね。
山門も異国風でしたよね、確か。


[ 2013/09/02 10:27 ] [ 編集 ]
Σ ktempleさんへ
お帰りなさい。
当方、出かけてはおりませんがブログは休業が続いております(^^ゞ
赤間神宮は昭和20年に戦火で焼失し
昭和40年に全社殿が竣工したということです。
[ 2013/09/02 10:32 ] [ 編集 ]
Σ hiroさんへ
かなり前になりますがNHK大河ドラマで
尾上菊之助の義経、藤純子の静御前の源義経がありましたね。
数年前にも同じ大河ドラマでアイドル主演の義経がありました。(これは全く見なかったのですが)
入水シーンでは哀れを誘う演出になっていたことでしょう。
蟹の甲羅の模様が平家の武将たちの苦悶の表情のようということで
平家蟹と名付けられたのでしょうね。
父のコレクション、これから先はどうしようかと気がかりのひとつですよ(^^ゞ
[ 2013/09/02 10:44 ] [ 編集 ]
Σ Golfunさんへ
そうでしたねえ、英語の教材にありましたよ。
ラフカディオ・ハーン・・・。
やはり通過点でしたか・・・
何か目的が無いと立ち寄らない所ってありますからね。
今からでも遅くはありませんよ。
お出かけくださいね。
[ 2013/09/02 10:49 ] [ 編集 ]
Σ capucinoさんへ
東奔西走ですねえ。
花火が目的の関門海峡訪問だったのでしょうか。
門司港のレトロな街並みも歩かれたことと思います。
Saas-Feeの風は4月25日に門司港を歩きましたよ。
その様子もそのうちに・・・と、思っております。
いつになったら“山口旅日記”が終わることやら・・。
その後にはcapucinoさんとご一緒した飯能の旅日記が待ってますからねえ。
[ 2013/09/02 10:54 ] [ 編集 ]
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プロフィール

Saas-Feeの風

Author:Saas-Feeの風
ニックネームは
スイスの村名に因みます


スイス “花の村”グリメンツ
(撮影 2008年07月03日)

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